2012年5月8日

バインダー(クボタ、RA30)の修理


 
先々週、台風12号で浸かったらしいバインダーをゴミ捨て場で見つけました。今日はエンジン始動までを目標に朝から分解掃除に取り掛かりました。まず火を打つかどうかの確認から。の間に台風12号で氾濫した日高川の水が混ざったエンジンオイルを抜いときます。



   
スパークプラグとリコイルスターターの掃除をして電気が生きているかの確認。ここでいつもながらリコイルスターターのバネがビヨーンとなって部品がどこかへ行くのに気をつけながら分解。

 

砂が溜まってはいるけどサビはそれほどでもない。掃除はササッと出来るが組立がまた一苦労。ビヨーンとなるバネを丁寧に戻していく作業。あの手この手と試行錯誤して元に戻します。少し紐が垂れてはいますがそれも愛嬌。無事元に戻りました。さあ火を打つかの確認です。これが生きていればやる気にもなります。黒いゴムにスパークプラグを突っ込んで(エンジンには取り付けない)、リコイルスターターの紐を引っ張ってみるとプラグの先がパチッパチッとなるじゃありませんか。

続けます、分解。


     
お次はキャブレターとその周辺の掃除。各動作部の動作確認。


 
マフラーの掃除。


   
タイミングベルト。ギアオイル(ドレンコックの位置が理解しがたい位置に。とても外しにくく付けにくい。何か理由があるのだろうか?)。

そういえば燃料タンクはどうなっているんだろう。とりあえず燃料コックの下にある、少しプールするような、透明の半カプセル型の部品を外して全部抜き切ります。出るわ出るわ日高川。最後にいくらか残りのガソリンが出てきました。


   


それではそろそろ始動の時間が迫って来ました。

さらのエンジンオイル(コメリ、5-30W)にギアオイル(コメリ、90)。燃料を少々入れます。いつものごとくスパークプラグを取り外し、KURE5-56をエンジン内に吹きつけてからリコイルスターターを引くと、一瞬かかってマフラーから煙が出た。と言うことはエンジンは問題ないだろう、じゃあ燃料?燃料コックを締め(新たに燃料がキャブレターにいかないよう)、キャブレターの燃料をプールするところから燃料を抜きます。すると全くガソリンの臭いがしない。そう、あの日の氾濫した日高川の水です。そのまま全部抜こうとすると最後の方でガソリンの臭いがしてきました。油は水に浮くから最後に出てきた?とにかく燃料コックを開けて燃料がキャブレターに入っていくのを確認してから、再度KURE5-56を吹き付け、チョークを引いてエンジンのスロットルを全開に開けて始動。

目標達成b

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