家電の殆どは被災直後の最中、考える余裕も置いておく場所すらもなかったので捨ててしまったのですが、どうしても農業機械やいくつかの家電は捨て切れませんでした。いつかは自分の機械くらい自分で直せる様になりたいとは思っていたので、これを良い機会と考え早速修理に取り掛かりました。
今は便利な時代になったもので、片手にドライバー、もう片方の手にはコンパクトデジタルカメラを引っさげ挑みました。そう、バラしてる端から組み立て方を記録します。結構初心者には複雑なもので、記憶というのは曖昧だなあとつくづく思い知らされました。
開けるとこ、開けるとこ、水がどんどん出てきます。エンジンオイルを換えても換えても乳化して濁ります。どこかしらに水が残っているんでしょうか。キャブをバラして掃除、エアフィルター、クランク室、ピストンが見えます。またエンジン音が聞ける事を願ってどんどんバラしていきました。
直るんでしょうか…